|
作曲家 |
タクチャン・ホイ (1983年生、香港出身、アメリカ在住) |
受賞作品 |
弦楽四重奏のための「輪… 年輪」 |
演奏時間 |
15分 |
|
|
|
作曲家 |
ヨウニ・ヒルヴェラ (1982年生、 フィンランド出身) |
受賞作品 |
8人の演奏家(fl.s, cl., bsn., perc., organ, vn., vla., vc.)とオーディオ・トラックのための「Atmenwerk」 |
演奏時間 |
17分 |
|
|
[略歴:タクチャン・ホイ]
ホイは、これまでAtlas Ensemble作曲賞 2014、Sound Icon BU/SI 作曲賞2015を初めとする数多くの賞を受賞し、最近では、ハダスフィールド現代音楽フェスティバルにおいて10/10アンサンブルと、また、ガウデアムス音楽週間ではLooptail アンサンブルとのコラボレーションを行った。2011年にアスコ・シェーンベルクによるリゲティ・アカデミーの研修作曲家になる。香港芸術アカデミーで正式に作曲を学ぶ前は、ギターを独学で勉強し、ロックバンドで演奏活動をしていた。アムステルダム音楽院でRichard Ayres氏、Willem Jeths氏とWim Hendrickx氏に作曲の指導を受け、作曲の修士号を取得する。また、Heng Seng 銀行とルイス音楽財団の奨学金を受ける。2015年からボストン大学の奨学金を受け、Alex Mincek氏とJoshua Fineber氏の指導の下、博士課程に在籍。 2017年よりIRCAMのCursusプログラムにおいて、さらなる研究を進める予定。
彼の作品はソロからオーケストラ,マルチメディア、西洋音楽から中国の伝統音楽まで幅広い。また、Huddersfield Contemporary Record社とHove Record社から作品が出版されている。
[略歴:ヨウニ・ヒルヴェラ]
ヒルヴェラは、シベリウス音楽院で修士号を取得し、Veli-Matti Puumala氏と Tapio Nevanlinna氏の指導を受けた。また、ドイツのベルリンの芸術大学においては、Elena Mendora氏の指導を受けた。さらに、Kaija Saariaho氏、Marco Stroppa氏、Chaya Czernowin氏やHans Thomalla氏らのマスター・クラスやワークショップに参加。彼はこれまでフィンランド,ドイツ、トゥルク、韓国の音楽祭から委嘱を受けている。2015年にはヘルシンキ文化センタ−のヒルヴェラ・ヨウニ作品個展演奏会が開かれた。また、これまで国内外の著名な室内楽やオーケストラ(日本のアンサンブル金沢も含まれる)により、彼の作品が演奏されている。2010年には、Rautavaara Chamber Choir Competition 、2015年にFeeding Music Competition作曲賞のファイナリストに選出された。 |
-The Result of the 38th IRINO PRIZE for Chamber Music, 2017 |
第38回入野賞審査委員会は、2017年9月24日、JML音楽研究所にて開催されました。
第38回選考委員:湯浅譲二(欠席)、松平頼暁、田中聰、莱孝之、 たかの舞俐、三輪眞弘(委員長)、鈴木治行
応募作品:118作品(37カ国)
賞金:20万円 (上記2名の受賞者により分割) |